怪物倒せるやついるか?

どうも

 

一気に寒くなりましたね。ガクッと気温が下がった数日前に、体調を崩し、もしかしてコロナかと思いましたがただの風邪ですみました。良かった良かった。

 

さて、競馬界はというと、15日、牝馬クラシック最終戦秋華賞が行われます。早速言いますが、

◎6リバティアイランド

です。

事故がない限り三冠でしょう。この世代の牝馬とは格が違いすぎます。ただ、大事なのはこのグリグリの大本命馬がきた上でおいしい配当をとること。阪神JF桜花賞オークスいずれもリバティを本命にしてきましたが、それぞれ対抗モリアーナでハズレ、対抗ドゥアイズでハズレ、対抗ハーパーも3連系のみで挑んでドゥーラを拾えずハズレと散々な結果。最後はなんとしても仕留めたいので、適切な相手選びが必要になります。

ここからはあくまでもリバティアイランドが勝つ前提で話を進めます。

その上で注目したいのが、三冠馬が誕生した時の秋華賞の結果です。単勝1倍台の人気で三冠を制したのは

2012年 ジェンティルドンナ

2018年 アーモンドアイ

2020年 デアリングタクト

の3頭

この3年間の2、3着馬は

2012年 ヴィルシーナ、アロマティコ

2018年 ミッキーチャーム、カンタービレ

2020年 マジックキャッスル、ソフトフルート

です。

ここから共通点を探すと

6頭のうち4頭の4角通過順は勝ち馬と同じか後ろ。

必ず一頭は桜花賞オークスを使っていなかった馬が馬券になっている。

という二つの要素をあげることができます。

なぜこうなるのか。それは「馬にも感情があるから」だと思います。

話はそれますが、オールスター感謝祭の赤坂5丁目ミニマラソンを例にあげます。

誰もが見たことあると思いますが、このレースの醍醐味はワイナイナ選手と芸能人との戦い。ハンデをつけて後ろから追いかけてくるバケモノから芸能人たちが逃げ切れるかというのが見どころだと思います。そして、よく見る光景が、途中まで頑張って走ってるのに、ワイナイナに並ばれたり、抜かれたら諦めて走るのをやめてしまう芸能人の人たち。なんで諦めてしまうのかといえば、それはワイナイナの凄さを分かっていて、前に出られたら抜き返せないと思っているからでしょう。

話を戻します。これは馬も同じはず。「強いことが分かっている馬に抜かれること」は戦意を喪失させるものになると思います。直線入口までいきいきと走っていたのに、自身より強いヤツが来たとき「ああ、もうだめだ」と思って諦めてしまう馬はたくさんいるはず。

なので、クラシックに出ていなかったため春の2冠馬を知らないことと、勝負所で春の2冠馬に抜かれないことが重要で、それが前述した二つの要素に結びつくと思います。脚質の面で該当しなかった二頭のうちヴィルシーナは「そもそも世代No.2を確立していた」ミッキーチャームは「抜かれたところでゴールがきた」というこじつけで除外できます。

さあ、本題です。

今年のメンバーでクラシック未出走馬は9頭。そのうち、リバティアイランドより後ろで運び、追い込みにかける競馬をしそうな馬…

 

 

○3マラキナイア

に致します。

アルテミスSを使っているため、リバティアイランドと戦ってしまっているんですが、他の馬を探した時、「逃げ先行脚質」「条件戦のパフォーマンスが低すぎる」「前哨戦エグい勝ち方をして反動が気になる」といった馬ばかりで、マラキナイアは対戦済みなので一度対抗候補から除外したんですが、結局この馬にしました。

アルテミスS5着の後出走したひいらぎ賞は中山芝マイルなので、勝たなかったことがプラスなくらいで、6着は度外視。その後のチューリップ賞はスタート直後に不利を受けた上に、直前ごちゃつき着順は9着でしたが上がり3Fは最速でした。スムーズに競馬ができた一勝クラス戦を上がり最速で勝利。昇級初戦の八ヶ岳特別は、直線、ラジニケ杯のレーベンスティールのゴミ騎乗でもお馴染みのT崎騎手が3、4回進路を探し、ようやく見つけて追い込んだ時にはすでに遅しという競馬。ローズステークスでも直線他馬とぶつかって弾かれる不利があり3着止まり。あれがなければ勝てたとかは言いませんが、ここまでの不完全燃焼ぶりを見た上で「0.5秒差の3着でギリギリ出走権を獲得できた一勝クラスの馬」で片付けるのはナンセンスかと思います。

そしてもう一つ。推したい要素がジャスタウェイ×キングカメハメハの血統。この同配合の代表格にアウィルアウェイがいるのですが、この馬唯一の重賞勝ちが、シルクロードS。オープンのオパールS勝ちや、葵S3着もあり京都と相性抜群。さらに北九州記念3着(10番人気)、2021年CBC賞3着(6番人気)と直線が平坦な小倉も良績でした。

さらにBMSキングカメハメハだけを切り取っても、アウィルアウェイの兄インディチャンプがマイルCS勝ち、タガノエスプレッソがデイリー杯2歳S勝ち、ステイフーリッシュが京都新聞杯勝ち、モズカッチャンは秋華賞3着→エリ女優勝、ママコチャが安土城Sで度肝を抜くぶっちぎり勝利など、父や距離の違いはあれど、京都で実績を残す馬が多いことがわかります。

マラキナイアは直線が平坦なコースを走るのは今回が初めて。阪神の一勝クラスを勝った時も、直線で坂を走ってる時は苦しそうで、前の馬にリードを広げられたのに、坂を越えると一気に加速して交わしさりました。

このコース変わりは大歓迎でしょう。

あとは乗り方次第。ラチ沿いでリバティアイランドを見ながら脚を溜めて、馬群を縫って伸びてこれれば、好勝負になるはずです。

とりあえずリバティアイランドとマラキナイアの3連系二頭軸で勝負する方針で、能力上位のオークス組、反動がでなれければ勝負になりそうな4枠の二頭、待ちタイムは微妙も3連勝中で京都内回り経験済みのピピオラなどを相手に抑えたいなと思います。

マラキナイアってどういう意味だよと思って調べたら「3月のイルカ」みたいですね。

ということで、3月生まれのカワイイ子とイルカの写真を載せておきます。

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お付き合いいただきありがとうございました!